大一電化社は全国のカフェ開業と、開業後の安定した経営の為のノウハウと商品の提供が使命です。
今回、「天理大学やまのべカフェクラブ」からキッチンカー制作へと発展したのですが、当社がキッチンカーを自社制作するにあたり様々な問題点にぶつかりました。
水圧、電気、保健所対策、空間デザインなどそれらを一つずつ解決することで、「実店舗と同じパフォーマンスのキッチンカーカフェ」のノウハウを積むことができました。
コロナ以降キッチンカーカフェの業態はさらに必要とされます。
従来のキッチンカーに業務用のエスプレッソマシンが積めなかった問題が解決できること。
エスプレッソマシンの専門会社としてうれしいかぎりです。
また今後、キッチンカーの営業をするなかで、ドリンクやフードなど色々な新メニューや新製品を開発し、商品提案をすることでお客様のお役に立てればとも思っております。
天理大学 やまのべカフェクラブ誕生の経緯
当社ではカフェ新規開業のお客様に機器購入のご相談や、当社在籍のトップバリスタによるバリスタセミナーを行っています。トップバリスタの知識や技術を学生たちが学び、実際にカフェ経営を経験すればその学生の大きな財産になります。
またそのようなスキルを持った学生は、多くの企業からも切望されることでしょう。
それにコーヒーやカフェに興味を持つ学生が増えることはカフェ業界の未来をさらに明るくするとおもうのです。
そこで以前から懇意にしている天理大学の岡田副学長に相談し、大学内にコーヒー抽出技術の実践を学ぶクラブやサークルを作り、いずれは学内に学生によるカフェをオープンできることろまで発展させようという計画が生まれました。
そして2019年11月、同大学の谷口先生を顧問とするクラブサークル「天理大学やまのべカフェクラブ」が発足しました。
部員は、大学の正規の授業「インターンシップ」に履修登録して、当社の研修を受けることによって単位も付与されました。
発足後まもなくしてコロナがはじまり、今までは思うような活動ができませんでしたがが、それでも部員9名が授業やアルバイトの合間を縫って、当社ショールームで活動をしています。
先日は、当社のコーヒー焙煎士監修のもと天理大学カフェクラブが天理大学のオリジナルブレンドを開発し、キッチンカーで本格的に販売を開始します。
キッチンカー制作の経緯
当初はサークル活動で技術を高めた部員が学内のカフェで経営する計画でしたが、大学内の保健所営業許可や既存設備の問題で実現のハードルが高いことがわかりました。
そこで、キッチンカーカフェを学内に乗り入れ、その店舗運営を彼らに任せようと思ったわけです。
移動店舗ですから大学の敷地外でのイベントや市内・県内のイベントにも参加でき活動の幅が一気に広がります。キッチンカーはコロナの影響で今以上に当たり前の営業形態になります。
店舗だけではなく、キッチンカーでの営業にも熟知した学生は企業にとってさらに注目されると思います。
さらに行政や商工会が主催するイベントにも学生運営のキッチンカーが活躍することで大学生と市民との交流も促進されることでしょう。